ミラノ万博日本館イベント広場にて
「お正月に見る日本の食文化」をテーマに、展示・セミナーを行いました。
イベントステージでは日本各地のお雑煮とお酒の展示。
イベントスペースではお正月の食卓をしつらえ、お餅とお正月のセミナーを実施。毎回大勢のお客様が参加されました。
試食あり、ゲームあり、プレゼントあり…と参加型イベントにより大盛況でした。
食の聖地イタリアで開催された「2015ミラノ国際博覧会」 日本館では、日本の食文化を紹介。その日本館イベント広場(会場)に於いて、JTAAジャパンテーブルアーチスト協会は「お正月にみる日本の食文化」をテーマに、 日本伝統文化の素晴らしさを発信。
ミラノ万博が大盛況のうち幕を閉じることが出来た事を大変嬉しく思っています。
これもひとえに皆様からのご協賛・ご後援・ご支援の賜物と、厚く御礼申し上げます。
イタリア国営テレビと打合せ
2013年の12月に「和食:日本人の伝統的な食文化」がUNESCO(ユネスコ)の世界無形文化遺産に登録されたことは皆様の記憶にも新しいことでしょう。世界的に和食が注目されている中、万博史上初めて「食」をテーマとした「2015年ミラノ国際博覧会」(ミラノ万博)は、10月31日まで開催されました。
日本館イベント広場では多彩な日本の食文化を紹介する様々な展示やイベントが行われました。その中で当協会は、7月28日~31日の 4日間「お正月に見る日本の食文化」と題したイベントで多数の観客を集めることが出来ました。
阪口は、ミラノ万博の開催にあたり、農林水産大臣・経済産業大臣より日本館サポーターに任命され、“日本の食文化を正しく海外に伝えたい”という思いから日本のお正月をコンセプトに、日本列島のジオラマの上に、各地のお雑煮とお酒を展示。更に、お正月の食卓をしつらえ、おせち料理やお餅つき、箸文化、絵馬を総合的且つ体験的に紹介しました。
①EXPO 2015 MILANO」に出展参加し、世界に日本の食文化、伝統文化の素晴らしさを発信すること。
②ヨーロッパの食と伝統文化の原点であるイタリアに於いて、本物のテーブルアートの世界を体験、理解すること。
この2点を踏まえ、JTAAジャパンテーブルアーチスト協会のこれまでの集大成としてミラノ万博に出展参加を決めました。
JTAAジャパンテーブルアーチスト協会
ミラノ万博日本館イベント広場にて
「お正月に見る日本の食文化」をテーマに、展示・セミナーを行いました。
イベントステージでは日本各地のお雑煮とお酒の展示。
イベントスペースではお正月の食卓をしつらえ、お餅とお正月のセミナーを実施。毎回大勢のお客様が参加されました。
試食あり、ゲームあり、プレゼントあり…と参加型イベントにより大盛況でした。
伝統的なお正月の食事シーンについてのセミナー。
お節料理・お雑煮・お屠蘇・お年玉について、そしてお箸について説明をしました。
クイズや、お箸でゲームをしながら楽しく進めます。
その後、お酒を試飲していただきました。
機械でもち米を蒸してお客様の目の前でお餅を搗き上げます。
立ち昇る蒸気からは、蒸した米のいい匂いがしてきて、お客様は興味津々。お餅に対する期待が高まります。
搗き上がったアツアツのお餅を丸める体験は大盛況。
お雑煮2種(白みそ・出汁仕立て)と餅ピザの試食も好評でした。
セミナーの最後に抽選で豪華な着物地で作られたエプロンやポシェットをプレゼント。
一番最初に当選したお客様にステージに上がっていただいて、エプロンをつけてあげると、会場から盛大な拍手が沸き起こりました。
日本のお正月に欠かせない初詣。イベント会場にも絵馬と鳥居を設置し、ご来場のお客様に願いを書いていただきました。平和な世界を望む願いが多く、紛争が続く地域が多い事に胸が痛みます。願いを書いて叶えたいと思う気持ちは世界共通なのだと感じました。絵馬は山口県の遠石八幡宮に奉納されます。
イベント会場の入り口でお客様を呼び込む獅子舞と舞妓さんの人形。たくさんのお客様が写真撮影を楽しまれました。
お話があまり得意ではないとの事前情報とは違い、長い時間をかけてお話し下さり、ディスプレイや、紙皿ではないプラスティックかアルマイトのような材質でありながらフォーマルに見えるプレート使い、ワインや発泡酒とお菓子との組み合わせのひととき等、「くだけすぎないカジュアルシーン」の演出や、
そうした一時を過ごす贅沢さを、一瞬のぞいたような気分であり、その雰囲気がこれからの日本で求められるのでは、と思います。
福島 雅代(東京)
3つ星レストラン「ダ・ヴィットリオ」での夕食。雨に濡れた外観が、またとても風情があって素晴らしく美しかったです。特別にワインセラーと厨房も見せていただいたのが感激でした。ウェイティングルームは応接間のようにゆったりとしたソファーがあり、バーカウンター(ウィスキーを頂く場所でしょうか?)があり、ダイニングルーム(私たちは広い個室でした)は大きな楕円形のテーブルに全員が着席して頂きました。
キキさんのインテリアは、日本の屏風絵やアジアの陶器をモダンなイタリアの家具と合わせてあってお色使いや素材の感覚が、とても興味深く素敵でした。
里見 佐代子(広島)
感激、感動!!!
BEST3の1つは、フレスコバルディ公爵家を訪ね、そこでお食事を頂いた事です。歴史ある建物、伝統的なテーブルデコレーションの美しかった事。時空をこえて、タイムスリップしたような体験をしました。
その伝統を今まで引き継いでいらっしゃる29代当主のお話しなど、夢のようで歴史の重み、素晴らしさを感じました。
こんな経験は二度とないと思いました。
神出 久美子(埼玉)
サービスする時は、見事に一斉に行われるので、圧倒されるほど。
サービスの仕方も勉強になりました。
中出 真理子(大阪)
研修のプログラムで猪田恭子さんのお名前を伺った時には、まだ存じ上げない方でした。
その日家に戻り、テレビをつけた瞬間、猪田さんが映し出され、是非ともお会いしたい方になりました。とても魅力的な方で、また、さりげなくアシストなさるSVEJEさんとの素敵なパートナーシップを拝見させて頂きました。
大内 春江(水戸)
オーナーシェフ徳吉祥二氏は、イタリアで1位、世界で3位を獲得したオステリア・フランチェスカーナでスーシェフを務めた方で、当初星一つだったその店を三ツ星まで引き上げた実力の持ち主。シンプルながら拘りを感じさせる内装。モダンなテーブルセッティングに、どんな料理が来るのかワクワク!運ばれて来た料理は見たことのない不思議な世界観で想像力を掻き立てられました。独特な食器は料理に合わせて日本の有田に特注した物だそう。
その器と料理とが織りなすサプライズ。味付けも器へのこだわりも全てに日本が織り込まれた料理は、イタリアンでありながら懐石料理を頂いているかのような体験でした。
松村 実(大阪)
ミラノのサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会修道院の食堂に描かれた壁画。イタリアの食と伝統文化を巡るテーブルアーチスト協会の旅を締めくくるのに相応しい素晴らしい体験でした。
7/26(日) |
成田空港発 ミラノへ |
7/27(月) |
ミラノ万博日本館会場の下見 万博会場パビリオン見学 |
7/28(火) |
会場にて展示の説明と実演セミナー |
7/31(金) | 会場にて展示の説明と実演セミナー 展示の撤去 |
8/1(土) |
ミラノからブレッシャへ |
8/2(日) |
ミラノを拠点に家具を中心にプロダクト、家電、グラフィックデザイン分野で活躍する日本人クリエイター猪田恭子さんを「INODA+SVEJE」Studioに訪ねる |
8/3(月) |
フィレンツェで800年続く名門貴族フレスコバルディ侯爵家の居城ニポザーノ城訪問。侯爵から直々にお話を聞き、侯爵家の祝祭用のテーブルセッティングでおもてなしの昼食とワインのマリアージュを愉しむ |
8/4(火) |
ミラノの実業家でテーブルアートの本も出版しているキキ・メローニさんのミラノの自宅を見学。彼女のテーブルセッティングを見せて頂く |
8/5(水) |
ミラノより帰国の途へ |
8/6(木) |
無事帰国 |
ミラノ万博公式パートナーのilly(イリー)社にてコーヒーのレクチャーを受けました
COPPINI ART OLEARIAのオリーブオイルをテイスティング
協賛:遠石八幡宮・株式会社遠石会館・有限会社紅屋・
豊中千里ロータリークラブ・
有限会社型絵染工房 高橋準一・
株式会社テーブルアート
協力:NPO法人FBO料飲専門家団体連合会・
香川県長尾寺
後援:内閣府認定公益社団法人 全日本司厨士協会・
一般社団法人和食文化国民会議・
特定非営利活動法人日本フードコーディネーター協会・
JSC日本ホスピタリティ・サービス産業団体協議会